2017年 07月 15日
本にまつわるエトセトラ vol.20
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その昔、開高健が言っていた。
西荻窪の井伏鱒二の書斎を訪ねると書斎に蔵書は1冊たりともなく、
ただ文机の上にボロボロの広辞苑が1冊あるだけだった。
ただ文机の上にボロボロの広辞苑が1冊あるだけだった。
これはいいなぁ。
ただ数があればいいと思ったのも今は昔の黒歴史。
正直、何でこんな本に金を払ったんだ?と言いたいような無駄な本も沢山あり、
人に見せるのもためらわれる本の山を見ては井伏鱒二の書斎を思い浮かべるのだ。
機会があれば山となった本を処分したいと思っているくせに、
今回のように「村上春樹が読みたいぞ」と思い立つと処分は雲散霧消。
図書館で借りる手がないじゃないが、それではゆっくりと読めないだろ?
自分のぺ-スで噛みしめながら読みたいだろ?といつもの自己弁護が始まる。
井伏鱒二先生、貴方の爪の垢をください。
さて、最近読んだ本は以下の通り。
■ 「サーカスの夜に」 小川糸著 The Beatles - Being for the benefit of Mr.Kite
■ 「風の歌を聴け」 村上春樹著
■ 「1973年のピンボ-ル」 〃 著
■ 「羊をめぐる冒険 上・下」 〃 著
■ 「酒場のたわごと」 なぎら健壱著
■ 「魚味礼賛」 関谷文吉著
■ 「ラブ・ミー・テンダー」 小路幸也著
■ 「風の歌を聴け」 村上春樹著
■ 「1973年のピンボ-ル」 〃 著
■ 「羊をめぐる冒険 上・下」 〃 著
■ 「酒場のたわごと」 なぎら健壱著
■ 「魚味礼賛」 関谷文吉著
■ 「ラブ・ミー・テンダー」 小路幸也著
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■ 「サーカスの夜に」
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■ 「羊をめぐる冒険 上・下」
また捨てられない本ができてしまった。
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■ 「ラブ・ミー・テンダー」
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by duoneemu
| 2017-07-15 12:46
| ■ 読書
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